オキナワキョウチクトウ

2023年12月5日火曜日

樹木系植物

沖縄キョウチクトウ 花
2018年9月撮影

オキナワキョウチクトウ《目膨木》【キョウチクトウ科】

学名:Cerbera manghas
沖縄名:ミーフックヮー
中国名:海檬果
英語名:Sea mango

在来種。
奄美〜太平洋諸島に分布。

有毒樹木。
古くは、殺鼠剤、殺虫剤、下剤として利用してきた。

目膨木は、有毒の樹液で目が腫れることが名前の由来。

感想

在来種は大事にしたいと思っています。
実(み)は、大人も子供も拾ってしまうほど、綺麗です。

でもキョウチクトウ科なので、毒です。
拾ったり、齧ったりしてしまって、問題が起こります。

在来種として、しっかり知識は持っておきたい植物です。
でないと、一掃されてしまいます(危ないと言って)。
動物と違って、襲って来ないので。
知ってれば、大丈夫なはずなので。

沖縄キョウチクトウ 実

写真の実は、まだ青いですが、これが、ちょっと赤みが増して、美味しそうな実になるところが問題なんですよね。
マンゴーに似てるそうですが、照り具合的には、こないだ記事にしたパッションフルーツに似てると思います。

沖縄キョウチクトウ 実2

ところでこの写真の撮影地は、今は廃墟と化した「旧南部病院」の駐車場なのですが。
もうこの跡地の買い手はついたのかなぁ。
撮った時はまだ病院として稼働していたのです。

樹木全体像
樹木全体像
場所は、高台で、海も見え、大きな道路に面していて。
病院の敷地内はたくさんの植物が植えられ、中庭には薔薇が植えられてました。

それが今はどんな感じになってるのかな。
薔薇や植物に覆われた、いい感じの廃墟になっているのかな。

すごく良い場所なので、雰囲気の良い施設になってほしいと思っています。
植わっている植物も活かして欲しいなぁ。

ホテルは元病院なのでちょっと難しいかなと思うので、
(イギリスの方は喜びそうですが。なんとなく。)
イメージとしては緑溢るるホスピスでしょうか。
そうでなくとも、美しい庭のある、海の見える、情緒ある建物であって欲しいなーと。
願います。

キョウチクトウ

情緒も何も無いナニカになってしまうと、かなりガッカリします(私が)。
立地と景観、活かして欲しいものです。

参考文献




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